2023年7月21日(金)、Combi(コンビ)から新しいB型ベビーカー『AcbeePlus(アクビィプラス)AO』が発売。
B型ベビーカーは7ヶ月から3歳頃まで使用できる、お子さまが活発になる時期から大活躍するベビーカーです。
2022年発売のAcbeePlus(アクビィプラス)ANからリニューアルして2023年バージョンが新登場。
AO(2023年モデル)とAN(2022年モデル)の違い
- 顔までしっかり覆えるビッグサンシェード
- ベビーカーを脇に抱えて持てる持ちカルグリップ搭載
- 洗えるシートは、ワンタッチテープを装備し取付け取り外しがさらに簡単に
- レザー調のフロントガードで高級感アップ＆お手入れが簡単に
B型ベビーカーは、軽さ重視のため、A型ベビーカーほど幌が大きくないものがほとんど。
日差しの厳しい日にはお子さまの顔に日が当たり、苦労するママもたくさんいました。別売りのシェードを付けたり、タオルでカバーしたりと大変……。
アクビィプラスAOなら、そんな手間は一切不要！大きいシェードでしっかりお子さまの顔まで覆えます！
さらに、今までコンビのA型ベビーカーにしか付いていなかった「持ちカルグリップ」が搭載され、脇に抱えて持ち運びやすくなりました。
お出かけしやすさが格段にアップしたコンビのAcbeePlus(アクビィプラス)AOを、2022年モデルのANと比較しながらご紹介します。
この記事を書いたちゃこまるについて
- ベビー用品販売員歴、13年目
- チャイルドシート指導員
- 抱っこ紐検定1級修了
- 担当はベビーカー、チャイルドシート、抱っこ紐などの大型育児用品
- 男女の年子のお母さん(大学1年と高校3年)
- 子どもが0歳児の時から働くワ―ママ
AcbeePlus(アクビィプラス)AOとANの違い
| AcbeePlusAO 【NEW】2023年モデル | AcbeePlusAN 2022年モデル | AcbeeJM 2021年モデル | |
 |  |  | |
| 幌の形 | 丸型：3枚 | 丸型：2枚 | 角型：2枚 |
| サイズ | 開：W467×D717×H1010mm 閉：W467×D337×H955mm | 開：W467×D717×H1010mm 閉：W467×D337×H955mm | 開：W467×D717×H1010mm 閉：W467×D337×H955mm |
| 重量 | 3.7kg | 3.7kg | 3.6kg |
| リクライニング角度 | 110°～135° | 110°～135° | 110°～135° |
| シートの高さ | 50cm | 50cm | 50cm |
| カゴ容量 | 28L (耐荷重5kg) | 28L (耐荷重5kg) | 20.8L (耐荷重5kg) |
| カラー | リーノベージュ ロシェグレー ミーテグレージュ 【公式限定】シフォンピンク 【公式限定】スカイブルー | エクリュグレー ボスコカーキ アーバンブラック | ライングレー エレガンテネイビー スターリーブル― |
| 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ベビーカー本体の大きさは変わっていません。毎年少しずつ改良を加えてママさんが使いやすいB型ベビーカーへ進化！
去年のANから変わった点を詳しく解説します。
顔まで覆えるビックサンシェードで日差しが強くても安心
AcbeePlus(アクビィプラス)AOでは、B型ベビーカーの難点のひとつである「幌が短いこと」をクリア！
A型ベビーカーよりも軽量で簡素化されているので、どのメーカーも幌が短めにできています。そのため別売りのサンシェードを購入する人も多いんです。
AOでは、別売りのシェードを購入しなくてOK！日差しをしっかり遮れます！
赤ちゃんの肌は弱くて敏感なので、紫外線がとても気になりますよね。それに眩しいと不機嫌になってしまいますし、大人でもつらいもの……
今まで2枚合わせだった幌が3枚へとパワーアップし、もう日差しや風の強い日も怖くありません！安心しておでかけできます。
持ちカルグリップ搭載で抱っこしたまま片手で軽々ベビーカーが持てる
特許を取得しているコンビの「持ちカルグリップ」ですが、紐1本あるだけで、本当に持ちやすさが変わってきます。
ベビーカーをたたんで、ハンドル部分から持ち上げるのと、持ちカルグリップを使用して脇に抱える形で持つのでは、格段に持ちやすさが違います。
ハンドル部分から持ち上げると、どうしても二の腕あたりから肩が痛くなります。
片手で子供を抱っこして、もう片手でベビーカーを持ったら、二の腕がプルプルしちゃう！
持ちカルグリップを使って脇に抱えるように持つだけで、腕が自然に下がっているため疲れません。
グラグラせずに安定してベビーカーを運べるので、階段やベビーカーをたたまなければ通れない場所もラクラク移動できます。
付け外しの手間を大幅カット！洗えるシートにワンタッチテープ付き
シートを丸ごと洗えることが、初代Acbee(アクビィ)からの推しポイントなんですが、シートを固定するのに留めておくボタンが多くて少し大変でした。
座面部分のボタンが減り、マジックテープに変わったことで、今まで以上に外しやすくて付けやすくなりました。
洗えるとわかっていても付け外しが面倒でやっていなかった……がなくなります
レザー調グリップとフロントガードで高級感アップ
おしゃれなレザー調のグリップとフロントガードで、高級感がアップしています。
レザー調にすることで汚れにくく、汚れてもサッと拭き取ればOK。
今までのウレタンタイプのグリップや布地のフロントガードだと、扱い方によってはよく握る部分がポロポロと剥がれたり、けば立ったりと、劣化が目立ちました。
高級感も出て、汚れにくくて、劣化しにくいって最高です！
スタンダードモデルのAcbeeJM(2021年モデル)はプライスダウン中！
2021年に発売したスタンダードモデルAcbeeJMはまだ販売を継続していて、現在お買い得価格になっているところがほとんどです。
大きなタイヤで走行しやすいことと、シートを外してまるごと洗える点ではAcbeePlus(アクビィプラス)AOとなんら変わりません。
お手頃価格でCombiのB型ベビーカーを手に入れたい方には、JMがねらい目です！
そしてもうしばらくするとAcbeePlusANも値下がりします。すでにショップによっては2.5万円ほどになっているところもチラホラ。ぜひチェックを忘れずに！
AcbeePlus(アクビィプラス)AOのおすすめポイント
7ヶ月頃までおでかけは抱っこ紐で乗り切って、A型ベビーカーを使用しないママもたくさんいます。
しかし6ヶ月を過ぎたあたりから、重さに耐えきれなくなったり、動きが活発になったりして、抱っこ紐だけでは頑張れないことも……。
ベビーカーデビューがB型ベビーカーからという方や、A型から買い替えたい方にもわかりやすくAcbee(アクビィプラス)AOの特徴をお伝えします。
他のメーカーのB型ベビーカーと比較検討したい方も必見です！
伸びて支えるマルチネットバスケットで荷物がたくさん入れられる
ベビーカー背面に、伸び縮みするネットが付いています。荷物がたっぷり入れられる上に、落ちにくい！
お出かけ用のバッグ、買い物した荷物、抱っこ紐など、お出かけの時は持ち物がたくさんあって大変です。
急いでグイっと押し込んだら、前や横からポロっと何かが落ちている……なんてわずらわしさは一切不要。
縦長のオムツだって1パックしっかり入ります！
ベビーカーのハンドル部分に別売りのフックを取り付けて荷物をひっかけるのも限界があります。
あまりたくさん引っかけると、ママが押すときに邪魔になる上に、ベビーカーが転倒する可能性もあってとても危険……
荷物が下にたくさん入れば、転倒の危険から赤ちゃんを守れてママも安心です。
前輪が16cmの大型タイヤで思い通りにスイスイ走行
タイヤが大きければ大きいほど、走行が安定するので押しやすくなります。
B型ベビーカーは「軽量化」を重視しているため、タイヤが小さくなりがちです。
しかし、AcbeePlus(アクビィプラス)AOの前輪は大きな16cmのダブルタイヤ！段差やでこぼこ道も軽い力で走行できます。
参考までに、アップリカのマジカルエアーAHは約12cmのタブルタイヤ、ピジョンのビングルBB3は16.5cmのシングルタイヤです。
きれいに舗装されているように見える道でも、絶妙な溝があったり、横断歩道での境目にタイヤを取られたり、スムーズに走行できない道がたくさんあります。
大きい上にダブルタイヤで振動を分散させるので、乗っている赤ちゃんへのストレスは軽減されます。
荷物を入れたままでも片手でたたみやすいコンパクト設計
入れる荷物の形状にもよりますが、AcbeePlus(アクビィプラス)AOは、荷物を入れたまま片手でたたむことができます。
どうしても階段を上り下りしなくてはならないときなど、赤ちゃんを抱っこして荷物を持って、さらにベビーカーも持って……とかなりのハードワーク。
これは本当に無理！腕ちぎれる～って思うもんね。仕方ないからやるけどさー。
エレベーターのないアパートやマンションの2階以上に住んでいる場合なども、赤ちゃんを抱っこして荷物が入ったままたためると、スムーズに行動することができます。
さらに、最初に紹介した「持ちカルグリップ」のおかげで、ハンドルレバーを持つよりも脇で抱える方が軽く感じて持ちやすさがアップ。
ママさんの強い味方になってくれること間違いなしです！
※入れる荷物の量や形状によってはたためない場合もあります
段差も楽に乗り越えられる乗り越えステップ
お出かけ先の中には、前輪を浮かせないと通れないような段差に出くわすこともあります。
そのまま行こうとすれば、乗っている赤ちゃんにかなりの衝撃が加わるため危険です。とは言え、前に回りこんでフロントガードを持って浮かせるのもちょっと面倒……
AcbeePlus(アクビィプラス)AOには、自然に足が届く位置に乗り越えステップが付いています。
乗り越えステップ足をかければ、軽々前輪を浮かせて進むことができます。
しかし急に持ち上がると、乗っている赤ちゃんはびっくりしてしまうかもしれないので、声をかけながらゆっくり持ち上げてくださいね。
地面の熱やほこりから遠ざける50cmのハイシート
地面から一番近い位置にいる赤ちゃんは、地面から照り返す熱を感じ、見えないほこりも浴びています。
できるだけ地面から遠ざけてあげられるハイシートのベビーカーだと、赤ちゃんへの負担を減らすことができます。
熱いよー、ほこりっぽいよーって泣いて伝えるしかできないんだよー。
さらにハイシートの方が、赤ちゃんの乗せおろしもしやすく便利です。
50cmだと、乗せおろしの時の大人の腰への負担も軽減できるのでおすすめです。
コンビの安心延長保証とは？登録すれば保証が3年延長！
AcbeePlus(アクビィプラス)AOは、コンビの安心延長保証の対象商品です。
通常1年の保証が付いてくるのですが、安心延長保証は2022年12月1日以降に新品を購入し、6ヶ月以内にWEB登録をすると保証が延長される仕組みです。
- Step1対象商品を確認
- Step2購入日や購入店舗がわかるレシート・領収書を準備
- Step3製品に記載されているロット番号を確認し必要事項を入力
通常の1年保証は、修理費と送料が無料ですが、2年目以降からどちらも有料になります。
延長保証に登録すると、2年目以降の修理費が無料（送料は有料）になるため、ベビーカーの使用できる期間を丸ごとカバーできますね。
詳しくはコンビあんしん延長保証を確認してください。
歴代Acbee(アクビィ)の口コミや評判は？
2021年に誕生したAcbee(アクビィ)の口コミや評判を集めてみました。販売員の目線と、母親の視点で分析していきます。
軽くて折りたたみが楽
お店に行くなら、必ず2.3台と比較しましょう。
お店に見に行くメリットは実物が見れること。試さない手はありません。
ちょっと前後に動かしてみるだけではなく、ぐるっとベビーカー売り場を一周するくらい走行するのがおすすめです。
メーカーによって、最初の押し心地やグリップの触り心地、ベルトの作りも様々です。2.3台(アップリカやピジョン)と比較するといいですね。
押し心地が軽くて段差も楽
押し心地はとても大切です。どんどんお子さまが重くなるので、最初の一歩目は重要！
とにかくベビーカーって「押す」んです。パパママが押しやすくないと話になりません。
見た目やほかの機能も大事ですが、結局押し心地が良くないと、だんだんと乗せたくなくなってきてしまうんです。
スーッと軽い押し心地で一歩目が踏み出しやすいと感じるベビーカーを選ぶといいですね。
丸洗いできるのがいい
はじめまして😊😊
— aomama (@aokunmama17) August 24, 2022
コンビのアクビィ使ってますが
軽くて使いやすいです🥺
（たまに3歳と0歳2人乗ってますが
すいすいです笑笑）
なにより丸洗いできるので
お菓子や泥で汚れても洗いやすいです✨
お菓子や泥汚れのつらさ、わかりみが深い……
ベビーカーに乗せながらお菓子を与えたり、飲み物を与えることも少なくありません。
遊びに行った後の砂や泥の汚れも日常茶飯事。そしてシートにはたくさんの汗も染み込みます。
ボタンを外せば簡単にシートが取れるので、あとは洗濯ネットに入れて洗濯機へポイ！お手入れがとても楽ですね。
良い口コミのまとめ
- タイヤが大きくて安定感抜群(30代女性)
- 孫用に購入し、軽いので近くの公園やスーパーに連れて行くのが楽(60代女性)
- 洗えるのが最高すぎる！(20代女性)
- 車に乗せるのがスムーズ(30代男性)
- よく走り回り、疲れては乗るという2歳児にはもってこい。ベビーカーを持って子供を追いかけるのも楽(30代女性)
軽いのに安定感があるのは嬉しいポイントです。活発なお子さんのいるご家庭では活躍すること間違いなしです！
イマイチな口コミのまとめ
- 日よけが短いから子供が暑そう(30代女性)
- 説明書や動画より、実際はシートを外すのに時間がかかる(30代男性)
- もう少し座面が高いと乗せおろし時は助かる(親が高身長のため仕方ないが…)(40代男性)
- かごに高さのあるものは入らないから荷物を分けないといけない(30代女性)
- ベルトやバーがチープに感じる(40代女性)
このイマイチな口コミを改善したのが、今回発売になるAcbeePlus(アクビィプラス)AOです
- 幌が大きくなり、お子さまの顔まで覆える
- マジックテープでシートの付け外しを楽に
- マルチネットバスケットで荷物がたくさん入る
- レザー調のグリップとフロントガードで高級感UP！
ちゃんと私たちの意見って届いてるんだね。
お店には新商品が出ると営業さんが巡回に来てくれますが、その時も「お客様の声を○○という形で反映しました」と特徴を教えてくれます。
1年ごとに改良を重ねて、常にブラッシュアップされているので、どんどん使いやすいベビーカーに進化しています。
AcbeePlus(アクビィプラス)AOでお出かけがもっと楽しくなる
2023年7月下旬発売のCombi(コンビ)、AcbeePlus(アクビィプラス)AOについて詳しく解説しました。
2021年に発売開始したAcbeeJMから3代目！軽量を重視したB型ベビーカー特有の「幌が短くて日よけができない」をしっかり解消してくれます。
AcbeePlus(アクビィプラス)AOの特徴
- 顔まで覆えるビックサンシェードで日差しが強くても安心
- 持ちカルグリップ搭載で抱っこしたまま片手で軽々ベビーカーが持てる
- 付け外しの手間を大幅カット！洗えるシートにワンタッチテープ付き
- レザー調グリップとフロントガードで高級感アップ
- 伸びて支えるマルチネットバスケットで荷物がたくさん入れられる
- 前輪が16cmの大型タイヤで思い通りにスイスイ走行
- 荷物を入れたままでも片手でたたみやすいコンパクト設計
- 段差も楽に乗り越えられる乗り越えステップ
- 地面の熱やほこりから遠ざける50cmのハイシート
A型ベビーカーと引けを取らない特徴をぎっしり詰め込んだB型ベビーカーの誕生です！
7ヶ月から3歳頃まで使用できるB型ベビーカー。歩き始める月齢になると、特に大活躍します。
少し歩き回れば疲れて乗りたがり、やがて回復するとまた降りたいと言い始める……気付いたらちょこまかといろんなところへ駆け巡る。
そんなハードワークの片手には、軽くて持ちやすいベビーカーだととても助かります。
想像以上にベビーカーを畳んで広げる回数は多いし、乗せては降りて片手で抱っこして……ってフル稼働だから！
そんなハードワークを軽々クリアして、楽しくお出かけしたいですよね。
さらに、今までA型ベビーカーを使わずに抱っこ紐だけで頑張ってきたママさんや、A型ベビーカーの重さと荷物の重さに悩んでいたママさんにもおすすめできるベビーカーです。
毎日頑張るママの強い味方になってくれること間違いなしなB型ベビーカーです！
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