男女の年子を育てる、ベビー用品販売員歴11年目のちゃこまる。 (@chacomaru_baby) です!ご覧いただきありがとうございます。
お車を所有されている方は、赤ちゃんを車に乗せる際に必ず用意しておかなければならないのがチャイルドシートですね。
ママさんと赤ちゃんが退院する際にお迎えに行かれる場合、お車には先にセッティング済みでないといけません。
帰りはママが抱っこして、僕が安全運転すれば大丈夫でしょ~!
実際そうおっしゃる方はまだたくさんいらっしゃいます。しかし義務化されているので装着しなくてはダメなんです。
2000年4月、道路交通法により6歳未満のお子様を車に乗せる際にはチャイルドシートの着用が義務化されました。
守って頂かないと『幼児用補助装置使用義務違反』で運転した方に違反点数が1点付いてしまいます…。違反点1点もダメですが、そもそも大事な我が子を守るために必ず装着しなくてはなりません。
いくらパパさんママさんが安全運転をしていても、予期せぬタイミングで追突される可能性もあります。
しかし残念なことに、チャイルドシートの使用率は未だに70%ほどで100%ではありません。大人の責任として、しっかり準備して楽しいカーライフを送りましょう!
- 使用する年齢について
- 安全基準の違いについて
- ISOFIX固定とシートベルト固定の違い
- チャイルドシートの種類と月齢別の使い方
- チャイルドシートの補助金制度
チャイルドシートについて理解して、自分に合ったものを選べるようご案内いたします!
チャイルドシートの着用義務:新生児から何歳まで必要?
着用義務期間と違反した場合の減点
2000年4月に道路交通法により、運転者は6歳未満の幼児を乗せる際はチャイルドシートの使用が義務化されました。違反した場合、運転者は違反点1点の加点となります。
要するに6歳の誕生日を迎えるまでは使用しなくてはなりません。6歳を迎えたら通常のシートベルトが使用できます。
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。
警視庁WEBサイトより
チャイルドシートの使用を免除されるケースとは?
- 車の構造上、取り付けらない場合
- チャイルドシートを設置することにより本来の店員人数が乗れなくなる場合
- 子供の怪我や障害によりチャイルドシートの使用が子供の健康を害する時
- 著しい肥満や身体の状態によって適切にチャイルドシートの使用ができない場合
- バスやタクシーに乗車する場合
- 怪我をした子供の搬送や、迷子の子供を警察に連れていく場合
上記のような理由があれば免除されます。あわせて、下記の免除されると勘違いが多いケースも頭に入れておきましょう。
免除されると勘違いされるケース
- 新生児の退院時(タクシーに乗るなら免除です)
- 親戚や友人の車に乗せる場合(用意しなければダメです)
- レンタカーを使用する場合(一緒にレンタルすることをお勧めします)
- 大人が抱っこで乗車する場合(抱っこしてシートベルトは付けられません)
おじいちゃんおばあちゃんの車に乗せる場合やお友達の車に乗せてもらう際は、自分の用意した物を付け替えるか、別に用意するのかレンタルするのかを考えましょう。
電車やバスなどでお出かけして『駅までの送り迎えだけだから』とチャイルドシートなしで車に乗り込むなどはNGです。
運転する方の違反となってしまいますのでその辺りもしっかり念頭に置いて頂けると幸いです。
いつまで乗せるべき?実は6歳を過ぎてもジュニアシートの使用が望まれる理由
車のシートベルトは身長140cm頃から本来の守る力を発揮します。6歳を迎えても140cmに満たないようであれば継続してジュニアシートを使用することが望ましいです。
令和2年度学校保健統計のデータによると、6歳男の子の平均値は身長117.5cm体重22.0kg、女の子の平均値は身長116.7cm体重21.5kgという調査結果が出ています。
6歳ですと、まだまだ140cmには程遠いですよね。車のシートにそのまま座らせてシートベルトを付けてもちょうど首の辺りに当たってしまい嫌がる子も多いです。
個人差はありますが10~12歳頃が140cmを超えてくるので、安全のためにジュニアシートを使用して足りない分の身長を補い、万が一の事故に備えて下さい。
チャイルドシートの取り付け位置はどこ?案外知らない助手席NGの理由
チャイルドシートは、後部座席に取り付けるようにして下さい。取り付け位置の優先順位は①助手席の後ろ②運転席の後ろとなります。
助手席の後ろだと、『右折の際に側面衝突された場合、赤ちゃんが一番の犠牲になってしまう』と考えて運転席の後ろに付けることを希望する方もいらっしゃいます。
しかし、運転席の後ろだと運転中に赤ちゃんの様子が見えにくくなります。
さらにチャイルドシートの形状によっては運転席の幅を圧迫することもありますし、背もたれとチャイルドシートが干渉してしまうと、万が一の際に守る力が発揮できません。
なので運転席の後ろに取り付ける際は運転席のシートの位置もしっかり確認するようにして下さい。
そして助手席に取り付けるのは基本的にNGです!
助手席にはエアバックが装備されています。万が一の際に、助手席にチャイルドシートを装着していてエアバックが作動するとさらに危険な状態になることがあります。
エアバックの威力によってチャイルドシートに不要な負荷がかかることもありますし、前向き装着している場合はお子さまの口を塞いでしまい窒息の恐れがあります。
どうしても助手席に取り付けなければならない理由がある場合は、エアバックの機能を一時停止するようにして下さい。
車種別適合表で必ず確認を!
購入したい機種が決まったら、必ず車種別適合表で所有する車に取り付け可能か、可能な場合どの席に取り付け可能か必ず調べる必要があります。
お店であれば車種別適合表が置いてありますし、ネットで購入する際は『購入メーカー名+車種別適合表』と検索すればヒットします。
(例:アップリカ 車種別適合表)
安全基準R-129とR-44の違いや特徴
R-129 | R-44 | |
衝突実験 | 前後衝突に加え 側面衝突も加味 | 前後衝突のみ |
体型 | 身長に合わせる | 体重に合わせる |
ダミー人形 | 計測センサー付き で実験 | 計測センサーなし で実験 |
装着方法 | ISOFIXのみ | ISOFIX シートベルト |
前向き可能月齢 | 生後15ヶ月から | 生後12ヶ月から |
より安全なのはR-129
新安全基準のR-129適合のチャイルドシートは、検証実験の種類が増えてR-44と比較するとより安心安全なチャイルドシートと言えます。
前後の衝突に加えて側面衝突試験もクリアし、ダミー人形にセンサーを付けて実験しているのでより精密なデータが商品開発に活かされています。
体型の基準も、体重基準から身長基準に変わっています。体重に合わせると個人差が大きく出てしまうのでチャイルドシートが赤ちゃんにフィットしない場合もあります。
身長で合わせることによって、無駄な隙間などがなくなり、万が一の衝撃を受けた時に赤ちゃんに伝わるダメージを軽減します。
前向きと後ろ向きはいつから切り替える?
R-129では生後15ヶ月を超えてから前向き可能となっています。しかし15ヶ月を超えても身長76cm未満であれば継続して後ろ向きで使用して下さい。
これは先程もお伝えした身長での基準になっているためです(ただし、機種によっては異なるものもあるので必ず取扱説明書の確認が必要です)。
R-44は生後12ヶ月から前向き可能ですが、体重が9kg未満と覚えておいて下さい。こちらは体重での基準になります。
後ろ向きじゃかわいそう、前を向いてるとご機嫌だから…という理由で前向き可能な時期より早く切り替えるのはやめましょう。
ママやパパの様子が見えないと不安で泣いてしまう赤ちゃんはもちろんたくさんいます。だからと言って、早い月齢で前向きに切り替えるのは危険ですので絶対にしてはいけません。
まだ体の未熟な赤ちゃんを事故から守るためには、背中の広い範囲で衝撃を吸収したり分散させる必要があります。
交通事故発生時の衝突箇所は、圧倒的に前方からのことが多く、全体の80%ほどになります。
早い段階で前向きにしてしまい、もし前方から衝突された場合、赤ちゃんの頭や首が強い力で投げ出され深刻なダメージを受ける可能性があります。
赤ちゃんを守れるのは、チャイルドシートとチャイルドシートを正しく使用するパパさんママさんだけです。
必ず前向き可能な月齢、身長体重を超えているかを確認してからシートの向きを変えるようにして下さい。
R-44は危険なの?勘違いして欲しくない注意事項
じゃあ、R-44のチャイルドシートって危険ってこと?
そういうことではありません。R-129は新生児の赤ちゃんを今までよりさらに安全に守ろうという規格です。
1歳や3歳から使用できジュニアシートはR-44基準です。最近になって1歳(15ヶ月)から使用できるジュニアシートでR-129適合商品が少しずつ増えてきた状態です。
R-129は体の未熟な新生児期から15ヶ月頃までを『さらにより安全に守る』という最上級の基準だと考えて下さい。
そもそもR-44は、チャイルドシートの基準に関してとても厳しいヨーロッパの基準であり、より安全な基準として正式に日本が取り入れた基準ですので誤解のないようお願いします。
ISOFIX固定とシートベルト固定の違い
2012年7月以降に発売された自動車の座席には、ISOFIXバーが必ず設置されています。
ISOFIX専用コネクターをバーに差し込むだけで設置が完了するので、簡単で固定の強度に個人差が出ることもないのでより安心です。
シートベルト固定は、チャイルドシート本体に手順通りにシートベルトを通して固定します。
ほとんどの車に取り付けることができますが、購入前に必ず車種別適合表でご自身の車に設置可能か調べるようにして下さい。
ISOFIX固定の方が簡単で取り付けミスがほとんどなく、装着後もゆるみが発生しません。
シートベルト固定はベルトを通す箇所が複雑で取り付けミスが発生しやすく、使っているうちにゆるんでくることもあります。乗車前にゆるみの確認が必要です。
お車の車種にもよりますが、これからはISOFIX固定のチャイルドシートを選んでもらえるとより安心して赤ちゃんを乗せることができますね。
しかしスポーツカーや座席が特殊な形のものには取り付けられる機種が限られますのでご注意ください。
チャイルドシート:月齢ごとの種類
チャイルドシートと言ってもたくさんの種類があります。
月齢ごとに様々な作りをしているので順番に見ていきましょう。
乳児用(ベビーシート)~新生児から1歳頃まで~
- 首が座っていないため寝かせるタイプ
- 後ろ向きに使用する『後ろ向き型』と横向きに使用する『ベッド型』がある
- 使用期間が短いが、キャリーやロッキングチェアなど使い分けができるものがある
新生児から1歳頃までのベビーシートと呼ばれるこのタイプは、シートごと赤ちゃんを移動させることができる商品です。
日本では、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せたりベビーカーに乗せたりと『赤ちゃんを抱きあげて乗り物を変える』方法が主流です。
しかしヨーロッパなどの海外では、『赤ちゃんの入れ物ごと移動させる』という考え方が主流となっています。
赤ちゃんの背中センサーはかなり敏感なんでしょ?起こして泣かせたくないなぁ…。
すやすや眠っている所を抱っこで起こしたくない!スムーズに運びたい!という場合はベビーシートがとても便利ですね。
ベビーシートタイプは、キャリートラベルシステムと言って専用のベビーカーにドッキングさせてそのまま乗せることができるものがあります。
取り付け可能な機種を間違えないように選ぶ必要があるのでその点は注意が必要です。
車⇔ベビーカー、車⇔家の中、ベビーカー⇔家の中などへ赤ちゃんを抱きあげることなく移動ができて、室内ではクーハンのように使える優れものです。
乳児・幼児兼用~新生児から4歳頃まで~
- リクライニング機能と取り外し可能なインナークッションによって長く使用できるタイプ
- R-44基準の物は乳児期(約1歳頃まで)は『後ろ向き型』か『べッド型』で使用し、幼児期(1歳以降)は『前向きシート』として使用する
- R-129基準の物は15ヶ月未満は『後ろ向き型』15ヶ月以上身長76cm以上で『前向きシート』で使用する
日本の店頭でよく見かけるのがこの兼用タイプのチャイルドシートです。背もたれが伸びたり、リクライニング機能が付いていたりと、長く使える工夫がされています。
お子さまの成長具合や、2人目3人目が生まれるタイミングで次のジュニアシートの検討に入られる方がほとんどです。
我が家は年子だったので、下の子が生まれるときに上の子用のジュニアシートを購入しました。
乳児・幼児・学童兼用~新生児から6歳(12歳頃)まで~
- 乳児幼児兼用タイプと同じくリクライニング機能と取り外し可能なインナークッションによって長く使用できる
- ヘッドサポートの位置を調節できる商品もあるため長く使用できる
1台でチャイルドシートの着用義務期間がまかなえるロングユースタイプのチャイルドシートです。買い替えが不要になるので、コストパフォーマンスが高い商品とも言えます。
ただ、大人の予想を超えるお子さまの早い成長がみられる場合(標準以上に年齢に対して身長体重が大きめなど)はジュニアシートの購入を検討せざるを得なくなる可能性もあります。
ロングユースのチャイルドシートは、たまに遊びに来る孫のために準備をしようと考えているおじいちゃんおばあちゃんにはいつもおすすめしています。
色んな年齢のお孫さんがいるおじいちゃんおばあちゃんは1台をずっと使いまわせるので便利です。
チャイルドシートとジュニアシートの違いや種類
新生児から使えるものをベビーシートやチャイルドシート、1歳から使えるものをジュニアシートと呼んでいる方が多い印象です。
もしくはお子さまを5点式ベルトで固定するものをチャイルドシート、5点式ベルトを使わず車のシートベルトでお子さまを固定するものをジュニアシートと呼ぶ方もいます。
先ほど紹介した長く使えるチャイルドシートを『チャイルド・ジュニアシート』と呼ぶメーカーもあります。
呼び方に厳密な決まりがあるわけではないので、お店に行く際やネットで選ぶ際は、お子さまの年齢や身長・体重を基準にご家庭に合ったものを選んで下さい。
1歳頃から6歳頃まで
- 年齢体重を目安にお子さまが1人で座れることが大前提
- 前向きで使用する
- 背もたれ部分と座面部分が分離できるものが多く、お子さまの成長に合わせて使用できる
1歳までのベビーシートタイプを使われている方は必ずジュニアシートへの買い替えが必要になります。
ジュニアシートは形を変えられるものがほとんどで、3歳頃までは5点式ベルトでしっかりお子さまを固定させましょう。
3歳を過ぎた頃から5点式ベルトを外して使用することができ、さらに背中のシートも不要だと感じた場合は取り外して座面のみのブースターシートとして長い期間使用できます。
3歳頃から6歳頃まで
3歳を過ぎると体もしっかりしてくるため、5点式ベルトが不要になります。しかし必ず5点式ベルトを外さなければならないわけではありません。
3歳でも体が小さかったり、より安全に使用したいという考えのママさんパパさんは継続して5点式ベルトを使用して下さい。
ただ、大きくなると5点式ベルトを自分で外す子や、5点式ベルトで固定されることを嫌がる子も増えるので、お子さまの性格や状況によって使用形態を考えましょう。
6歳を過ぎても身長が140cm以下の場合の対処法
着用義務期間のお話のところで、6歳を過ぎてもジュニアシートの使用が望まれる理由をお伝えしました。最近では10~12歳頃まで使用できるジュニアシートも発売されています。
車のシートベルトの本来の守る機能が、身長140cmほどから発揮するという理由から6歳以上でも使用できるジュニアシートが販売されているんです。
しかし小学生になると、ジュニアシートに乗るのが恥ずかしい・カッコ悪いと感じるお子さまが多く、安全のためとは言えどもすんなりジュニアシートに乗ってくれなくなることも。
そんなときには『スマートキッズベルト』を1本持っていると安心です!
スマートキッズベルトは、ポーランドで開発された世界で唯一の携帯型子供用シートベルトです。
ジュニアシートの使用をやめた後も身長が140cmに満たない場合は、スマートキッズベルトでお子さまに合った長さにシートベルトを調節して下さい。
さらに3歳から使用できるので、ジュニアシートを所有していても1本あると安心です。
早いお子さまですと、3歳頃から『パパとママと一緒がいい!』とジュニアシートと使うことを嫌がるようになる子もちらほら。
嫌がって暴れるし、勝手に抜け出したりするし、乗せるのが大変過ぎるんですけど!
だからって乗せないわけにもいかないし、本当に困ったもんだよ…。
3歳頃のお子さまでジュニアシートそのものに乗るのを嫌がった時は『じゃあパパとママと一緒ね!』と言ってシートベルトにスマートキッズベルトを使用して乗せてあげて下さい。
そうすると気持ちが満たされてご機嫌で車に乗ってくれる子も多い様子。他にもスマートキッズベルトがあると便利な場面がたくさんあります。
- ご友人や親せきの車に子供を乗せるとき
- 逆にご友人や親せきの子供を自分の車に乗せるとき
- レンタカーやタクシーに乗るとき
- おじいちゃんおばあちゃんの車に乗るとき
ジュニアシートをいつでもどこでも乗せかえられるわけではありません。状況に応じて1本バッグの中に入れておくだけでサッと取り出して安全にお子さまを車に乗せることができます。
チャイルドシートの補助金制度
何度も出しますが、6歳まで着用義務のあるチャイルドシートだからこそ備わっている補助金制度。
お子さまを車に乗せるのであれば必ず用意しなくてはいけないものなので、地域によって様々な制度を設けている自治体があります。
- 貸出システム
- 購入金額の20~50%の補助(上限金額あり)
- 使用後のリサイクルや譲渡、処分補助
市役所などに母子手帳をもらいに行く時に教えてくれる自治体もありますし、自分で調べないと教えてくれない自治体もあります。
補助金制度を導入していない自治体もありますが、せっかくなので自分の住んでいる地域に子育てに関するどんな制度があるのか知っておくのも大事です。
何ごとも知っているのと知らないのでは、その先の選択肢の幅が違ってきます!
例えば、機能の充実したチャイルドシートを検討していたけど、金額で諦めてしまいそうなとき、補助金制度があると知っていたら手が届くこともあるかもしれません。
納得のいかないチャイルドシートで万が一の事故があった時を想像したら、恐怖や後悔の念に襲われてしまいますしね…。
または、急な出産になりまだ準備が出来ていない時に貸出制度で一旦借りて、時間に余裕ができてからお店に購入に行くのも1つの方法です。
慌てて購入する物ではないので、自治体の制度を知っているだけで臨機応変に対応できますね。
リサイクルや譲渡制度もいいよね!チャイルドシートって粗大ごみになっちゃうから処分にもお金がかかるし。
さらに、私が接してきたお客さまの中に転勤族の方がいて、こんなことをおっしゃってました。
最初お住まいの地域で補助金はもらえたけど、処分は自費。最初に購入したチャイルドシートを利用中に引っ越した先では、譲渡制度があったため実質処分代が不要だったと伺いました。
『知っていてよかった!』と嬉しそうでしたね。さらに次のお子さまの時に最新の安全基準の物を補助金制度を知っているおかげで躊躇なく選べるとも言っていました。
自分達の地域のことをちゃんと調べてみなきゃね!
『お住まいの市区町村名+チャイルドシート+補助』などと調べてもらうと出てきます!
検索した時に、お住まいの自治体にチャイルドシートの補助金制度がなかったとしても、他の子育てに関する知らなかった情報が得られることもあります。
ぜひ一度調べてみてはいかかでしょうか!
チャイルドシートの種類や違いを知って安心安全なカーライフを!
お車を所有している方は、6歳未満のお子様を乗せる際は必ず用意しなければならないチャイルドシート。
新生児から1歳まで使えるもの、4歳頃までのもの、買い替え不要の6歳までのものなど、種類は様々です。
さらにその中でも取り付け方法には2種類あり、ISOFIX固定はシートベルト固定よりも簡単で確実、より安全に取り付けができます。
新生児からのチャイルドシートを選ぶ際に確認すること
- 所有する車はISOFIX固定が可能かどうか
- 何歳まで使用できるチャイルドシートを検討するか
- 安全基準はR-44にするかR-129にするか
- 自治体にチャイルドシートに関する補助金制度があるかどうか
- 自分達が車を使用する頻度を改めて確認する
まずはISOFIXバーがあるこが確認できれば、選べるチャイルドシートの種類が確実に増えます。2021年7月以降に発売されている新車には必ずあるので、チェックしましょう。
車に乗る回数の多いご家庭は、ISOFIX固定を迷わず選んで欲しいと思います。シートベルト固定よりISOFIX固定の方が取り付けミスが発生しにくく安全です。
さらに、お住まいの自治体にチャイルドシート購入に関する補助金制度が整っていれば、さらに選べる種類の幅が広がります。
車がないと生活できない!という地域にお住まいの方は、より安全第一で考えるようにして下さい!
そして購入前には、必ず車種別適合表で所有するお車に選んだチャイルドシートが取り付け可能か確認してから購入して下さい。
特殊なスポーツカーや外国製の車の方は、購入できるチャイルドシートが限定されている可能性がありますので、先に車種別適合表を確認することが必要な場合もありますので注意が必要です。
ジュニアシートを検討するタイミング
- 1歳までのチャイルドシートを使用中の方は1歳を迎える前
- 4歳までのチャイルドシートを使用中の方はお子さまがきつそうに感じた時(3歳前後が多い)
- 第2子・第3子が生まれる時(第1子用にジュニアシートを検討)
- 車内空間がチャイルドシートのせいで狭いと感じた時
お子さまの成長や、家族の状況によってジュニアシートの検討時期は異なります。
我が家は年子だったため、下の子が生まれる時に上の子用のジュニアシートを購入しました。ここはライフスタイルによって変わってくると思うので、その都度検討が必要ですね。
ジュニアシートを購入する際も補助金制度が利用できないか、またはチャイルドシートを処分してもらえるかなどチェックすることをおすすめします!
賢く学んで、制度は上手に利用して、より快適な子育てができますように!
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